お腹を空かせた弟のためにコロッケを揚げていたよたさん。そこへバイクをふかして先輩がやってきた。コロッケの運命や如何に・・・。
コロッケの運命どころか弟の運命や如何に、である。揚げものから目を離すべからず。誰しもどこかで習ったはずなのに、今日もどこかで天ぷら油火災が起きている。
東京消防庁によると、令和2年に発生した天ぷら油火災は197件、うち148件が目を離したことが原因。トイレに行っている間に、という例も希ではなく、想像以上に発火は早いことが分かる。
よたさんの話を聞いて、ちょっとの不注意は全然他人事ではないな、と思い、我が家では「天ぷら火災用消化用具」という商品を常備することにした。火が出たら箱のまま鍋にぶち込めば火が消える、という手軽さ。割とお手頃価格なので、台所にアクセスする複数の動線上に常設しておくのがよい。あとは火が出た時に落ち着いてこいつの存在を思い出すだけだ。だけなのだ…。
↓次の話を読む↓
コメント